2013年4月30日火曜日

5月20日分の献立

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 ・ 枝豆とじゃこの御飯
 ・ 豆腐のみそ汁(わかめ)
 ・ かぼちゃのそぼろあんかけ
 ・ バナナ

わんぱくランチ月間献立の5月20日分の献立です。

一人当りの出来上がり重量は以下の通りです。

 枝豆とじゃこの御飯:135g
 豆腐みそ汁(わかめ):143g
 かぼちゃのそぼろあんかけ:89g
 バナナ:60g

一人当りの金額は、182円でした。
金額は首都圏を基準にしています。


見た目の物足りなさや彩りが気になって作った献立です。

予想とははるかに違い、お腹いっぱいになりました。
バナナがお腹にたまりました。
かぼちゃもずっしりとしているし、枝豆もよくかむので、満腹感を得ることができます。

見た目はどうですか?

御飯やかぼちゃののオレンジ色、枝豆の黄緑色、
バナナの黄色がきれいで、彩りは決して悪くないと思います。
でも、何か物足りない気がしませんか。
ひとつひとつが多いため、ガサガサ感はないようですが、
使用している材料が少なすぎるからでしょうか。
これなら、ソテーやサラダを加えたいですね。

給食は、栄養価があるだけではいけません。
見た目をひとつとっても、食べたくなるような量・彩り・形状か、
目で見た満足感は得られるか、逆に見ただけで満腹にならないかなど、
考えることがいっぱいです。
こうやって、毎日、給食のことを考えていると、
子どもの頃に食べた給食を作ってくれた方々に頭が下がる思いです。

2013年4月24日水曜日

5月9日分の献立

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今日の献立は
 ・ ごはん
 ・ 豆腐のみそ汁(なめこ)
 ・ 豚の焼き肉
 ・ 粉ふき芋
でした。

わんぱくランチ月間献立の5月9日分の献立です。

一人当りの出来上がり重量は以下の通りです。

 ごはん:110g
 豆腐のみそ汁(なめこ):136g
 豚の焼き肉:55
 粉ふき芋:36

一人当りの金額は、165円でした。
金額は首都圏を基準にしています。


見た目の物足りなさや彩りが気になって作った献立です。

物足りなさも彩りもピーマンとパプリカに救われました。
ただ、ピーマンが嫌いな子にとっては大きな試練の献立ですね。
きれいに残されてしまう可能性が高いです。
ですが、写真よりも細切りにしてあると、食べやすいと思います。
また、肉や玉ねぎもその厚さに合わせて切りましょう。
イメージは、チンジャオロースです。
味自体は、玉ねぎの甘みやタレに付けた肉の味が強いので、
ピーマンが前へ前へ出てくる感じはありません。
たまねぎや肉と合わせて食べることにより、
ピーマンが少し苦手という子も食べることができるかもしれません。

この日は、もうひとつの試練があります。

「なめこ」です。
あの、ぬめぬめ感、目の様な見た目が嫌煙されるとお客様から伺ったことがあります。
たしかに、食べにくいかもしれません。
ピーマンもあることですし、わかめのみそ汁に変更した方が良いかもしれませんね。

5月13日分の献立

2013年5月13日

今日の献立は
 ・ 散らし寿司(コーン)
 ・ とろろ昆布汁
 ・ ちくわの磯辺揚げ
 ・ キャベツの甘酢あえ
 ・ いちご
でした。

わんぱくランチ月間献立の5月13日分の献立の「豆腐すまし汁(わかめ)」を
「とろろ昆布汁」に変更したメニューです。

一人当りの出来上がり重量は以下の通りです。

 散らし寿司(コーン):151g
 とろろ昆布汁:121g
 ちくわの磯辺揚げ:4本(重量は測り忘れました。)
 キャベツの甘酢あえ:35g
 いちご:45g

一人当りの金額は、273円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
一人当りの価格はしらすが37円、ちくわが37円、いちごが59円でした。


「とろろ昆布汁」は、別の月の献立を確認しているときに、
みりんの量が多いことに気付き、これで良いのかと思い、急遽、作りました。

結果・・・・甘い!!
なんか違う!!

皆さん、
アドム料理の料理区分「086 汁」の「とろろ昆布汁」を作る際には、
みりんを1人当り1.2gにしてください。

2.4gも入れてはいけません。


そして、この献立は、「散らし寿司」以外に使用している材料が少なくて、
満足を得られるのかが気になって作りました。

作ってみると、一人当り分量がとても多い!
でも、食べても飽きることもなく、お腹いっぱい、おいしくいただくことができました。
「散らし寿司」にたくさん具が入っているからですね。

ただ、「キャベツの甘酢あえ」が「散らし寿司」と似た味なので、
別のものに変更した方が良いかと思います。
例えば、「キャベツの昆布和え」はいかがでしょうか。
アドム料理の料理区分「096 野菜(和え物)」にあります。
「キャベツの甘酢あえ」と手順がそこまで変わらず、
無理なく簡単に作ることができます。

2013年4月23日火曜日

アレルギー用レシピ・黒ごまボール

黒ごまボール

アドムのサンプル料理に「黒ごまボール」があります。
料理区分は「101 おやつ(洋風)」です。

材料は

 ショートニング 6g
 砂糖 3g
 アーモンドパウダー 4g
 小麦粉 8g
 ベーキングパウダー 0.6g
 黒ごま 1g

です。

卵・乳製品を使っておらず、アレルギーのある子も一緒のものを
食べられるように開発されたお菓子です。

これが、ボロボロになってしまうというお話をよく聞きます。
持った瞬間、崩れてしまって、大変なことになったという
お声もありました。

ならば、作ってみましょう!

ついでに、ボロボロにならないものを・・・
と思い、ショートニングの代わりに同量の無塩バターを使用した
「黒ごまボール」も作ってみました。


黒ごまボール(ショートニング前)
まずは、ショートニングをボールに入れ、

黒ごまボール(ショートニング後)
練ります。

黒ごまボール(粉混ぜ後)
次に、砂糖とアーモンドパウダーを入れてよく混ぜ、
続けて、ふるった小麦粉とペーキングパウダーを入れてさっくり混ぜます。

黒ごまボール(寝かし前)
最後に、黒ごまを入れて軽く混ぜ、丸めて、冷蔵庫で寝かせます。
このとき、なるべく空気が入らないように、泥団子を作るかのごとく、
しっかりと押し固めました。

黒ごまボール(形成)
30分寝かせたら、1つずつ丸めます。
左がショートニング、右が無塩バターを使用したものです。
1人1個ずつ丸めたところ、直径3cmぐらいになりました。
焼き上がりは少し膨らむので、1人2個ずつにしても良いと思います。

黒ごまボール(焼き)
あとは、オーブンにお願いして焼いてもらいます。

そして、完成!
・・・と思っても、すぐには触らないでください!

ココがボロボロポイントです!!

オーブンから取り出したら、そのまま、冷めるまで待っていてください。
すぐに触ると、崩れて持てません!
「失敗した~」と、悲しくなるだけです。


完成はこんな感じです。

黒ごまボール(完成)

あれ!?どっちがショートニングで、どっちがバター?

そうです。
分かりません。
ですので、アレルギーの子用にはショートニングで作って、
その他の子用にはバターで作るなんて事はしないでください!
危険です!!
触ればどっちなのか分かるんですが、間違える可能性が大きいです。

ちなみに、写真は、左が無塩バター、右がショートニングを使用したものです。
焼く前の写真と逆になってしまいました。
ごめんなさい。

味は、粉類の割にベーキングパウダーの量が多かったようで、少し酸味がありました。
無塩バターを使用した場合は、バターの味で少しまろやかになりましたが、
もしかして、気になるお子さんもいるかもしれません。

食感は、ショートニングの方は、ほんとにボロボロ。
食べるとなくなってしまいます。
食べるときにもポロポロ落ちてしまいそうです。
バターの方は、それよりもしっかりしていて、食べやすかったです。

結果、無塩バターを使用した場合の方が、食べクズの量が少なく、
まろやかな味わいとなります。
ただ、アレルギーの子も一緒のものを食べるなら、ショートニングの使用をおすすめします

2013年4月20日土曜日

栄養お好み焼き

栄養お好み焼き1(断面)

アドムのサンプル料理に「栄養お好み焼き」があります。
料理区分は「093 卵」です。

材料は

 卵 30g
 小麦粉 3g
 たまねぎ 12g
 にんじん 5g
 キャベツ 20g
 ピーマン 2g
 ベーコン 4g
 油 2g
 ケチャップ 5g
 ウスターソース 1g
 あおのり 0.1g

です。

お気づきですか?

「お好み焼き」というわりには卵が多くて、小麦粉が少ないんです。

ちなみに、サンプル料理に入っている「お好み焼き」だと、
 小麦粉 16g
 卵 5g
です。

すごい差ですね。

「栄養お好み焼き」ですから!

このお料理は、「子どもの栄養」に2009年6月に掲載されました。
その際、「野菜がたくさん入っていて、バランスの良いおやつ」ということで、
こような材料になりました。

そんなことを知らないと、「分量を間違えているのでは・・・?」と思ってしまいますよね?
実際に、そのようなお問い合わせをいただいたこともあります。

ちゃんと、この分量で作れるんですよ。

作った結果が、冒頭にあった写真です。

でも、実は、こんなものも作れました。

栄養お好み焼き2(断面)

普通のお好み焼きっぽい・・・。


違いは、材料の大きさです。

栄養お好み焼き2(材料) 栄養お好み焼き1(材料)

まずは、左側。
「細かく刻む」と書いてあるので、ズボラな私は、5mm四方ぐらいに切りました。
ただ、焼けたものの、食べるときにキャベツがバラバラになって、
食べづらくて、これは、子ども向きではないと思って、
さらに細かく切りました。
それが右側です。

出来上がりは、こんな感じです。

栄養お好み焼き2(全体) 栄養お好み焼き1(全体)

切った写真は、「普通のお好み焼き」のような感じのものが左側の材料で作ったもの、
このブログの最初のものが、右側の材料で作ったものです。

今回は、1枚ずつフライパンで焼いたんですが、
細かく切った方が、材料がまとまっていて、作りやすかったです。
オーブンで一気に焼く場合も、
細かい方が切り分けやすいと思います。

食べた感じは、切り方が粗い方が見た目どおり、普通のお好み焼きみたいな感じで、
細かい方が、ふんわりとしていて、スペインオムレツに近いお好み焼きでした。
そして、細かい方がほんのり甘いんです。
粗い方は、噛めばかむほど、キャベツの味が出てきました。

焼きやすさや食べやすさから考えると、細かい方が良く、
切りやすさや噛むこと、箸使いの練習から考えると、粗い方が良いと思います。

なお、今回は、ピーマンを買い忘れたため、
青しそで代用しました。
青しそは、お好み焼き1枚につき、1枚を使用しました。
これはこれで青しその味がして、おいしかったです。
むしろ、私は、この味が好き!

みなさんも、作ってみてくださいね。

2013年4月19日金曜日

5月29日分の献立

2013年5月29日

今日の献立は
 ・ ご飯
 ・ みそ汁(わかめ・もやし)
 ・ おからのコロッケ
 ・ プチトマトとブロッコリー
でした。

わんぱくランチ月間献立の5月29日分の献立です。

一人当りの出来上がり重量は以下の通りです。

 ご飯:110g
 みそ汁(わかめ・もやし):153g
 からのコロッケ:86g
 プチトマトとブロッコリー:18g

一人当りの金額は、136円でした。
金額は首都圏を基準にしています。


「おからのコロッケ」は、おからを使ったものなので、
パサパサしていて食べづらいのでは・・・と思いました。
作ってみたところ、長いもの粘りが良い感じに働き、
ホクホクのおいしいコロッケになりました。
しかも、揚げているのに、重くないんです。
味は、手作り感が出ている、素朴な味でした。

ただし、人数が多い施設だと、
ひとつひとつ同じ大きさに形成するのが大変そうです。
そんなこともあろうかと、わんぱくランチでは、考えられていました!

料理区分88「おからのパン粉焼き」は、
その名のごとく、「おからのコロッケ」を焼くお料理です。
これなら、人数がたくさんいても、コロッケほど大変ではなさそうです。

また、おからの良いところは、
なんといっても、安価なところです。
今月より、このブログで価格を表示し始めましたが、今日が一番安い!
価格調整にちょうど良いお料理ともいえます。

2013年4月18日木曜日

5月11日分の献立

2013年5月11日


今日の献立は
 ・ 中華どんぶり
 ・ 豆腐スープ(わかめ)
 ・ バナナヨーグルト
でした。

わんぱくランチ月間献立の5月11日分の献立です。

一人当りの出来上がり重量は以下の通りです。

 ご飯:166g
 豆腐スープ(わかめ):147g
 バナナヨーグルト:135g

一人当りの金額は、232円でした。
ただし、レシピに誤りがあったため、正しく作ると、194円になります。
金額は首都圏を基準にしています。
うずら水煮缶は6個入り100円のものを使用しました。


レシピに誤りがありました。
申し訳ございません。

変更点は、以下の通りです。

献立名:バナナヨーグルト
材料:はちみつ
訂正箇所:一人当り分量 15g → 1.5g

とても甘くなります。
バナナと一緒に食べると、より一層甘くなるので、
必ず、1.5gに修正してから、調理をしてください。


そして、本日は、はじめて土曜日献立に挑戦してみました。

土曜日は園児人数、調理員人数が共に少なくなるところが多いようです。
そのため、アドムの月間献立もそれにあった献立となっています。
でも、実際にできるのか、挑戦してみました。
結果、料理数も少ないので、無理なく作ることができました。

なお、料理の少なさをカバーしているのが、中華どんぶりです。
1料理で様々な材料を使用しています。
また、バナナヨーグルトも料理数が平日よりも減ることによって、
栄養価が低くなること、満腹感が減ることを防いでいます。


最後に、再度、申し上げます。

「バナナヨーグルト」の「はちみつ」が15gなのは、間違いです。
正しくは、1.5gです。
修正してから、調理を行ってください。


今後は、確認にミスがないよう、つとめてまいります。

2013年4月16日火曜日

5月16日分の献立

2013年5月16日


今日の献立は
 ・ ご飯
 ・ みそ汁(さつま芋・わかめ)
 ・ キャベツと豚肉の重ね蒸し
 ・ アスパラサラダ
でした。

わんぱくランチ月間献立の5月16日分の献立です。

一人当りの出来上がり重量は以下の通りです。

ご飯:110g
みそ汁(さつま芋・わかめ):129g
キャベツと豚肉の重ね蒸し:109g
アスパラサラダ:30g

一人当りの金額は、175円でした。
金額は首都圏を基準にしています。


今日は「キャベツ豚肉の重ね蒸し」で新鮮な春キャベツを使いました。

春キャベツは豊富に水を含んでいるため、
少し水っぽくなってしまい、味が薄くなりました。
ただ、キャベツが柔らかい点では、
子どもにとって食べやすくなっていると思います。
また、キャベツの甘みがしっかりと出るのも、
おいしく食べられる要素のひとつとなると思います。

結果、春キャベツを使うと、そうでないキャベツを使ったときと
少々異なりますが、それはそれでとってもおいしく食べられました。

今回のように、同じ種類の野菜でも季節や品種によって、
こんなに違うのかと驚かされることは度々あります。
それらを見極めることはよりおいしい給食を作るに当り、
重要なことではないのでしょうか。


ここで、ひとつ、気になることが・・・。

誰が作っても同じようにできるといわれている、
スチームコンベクションオーブン!
これでつくったら、このような差は生まれるのでしょうか。
野菜、本来のものだから、差ができる感じもしますが・・・気になる!!

アドムでもスチームコンベクションオーブンの導入を検討中です。
もし、導入した際には、このような比較をぜひやってみたいと思います。

2013年4月15日月曜日

アレルギー用レシピ・小松菜バーグ

小松菜バーグの試作をしました。

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出来上がり写真

材料は
豚ひき肉 50g
食塩 0.3g
小松菜 20g
たまねぎ 10g
にんじん 10g
片栗粉 6g
油 1g

この料理は、小麦粉、卵、乳アレルギーの子でも食べれる主菜。
カルシウム不足を補うために、小松菜をたくさん使っています。

こんなにたくさんの小松菜を使います。↓
01.jpg
肉とこまつなの写真

02.jpg
ハンバーグの焼く前の写真

このレシピで前々から気になっていたのは片栗粉の量です。
こんなに入れないとかたまらないのか!
食感、味に影響はないのか!

今回は分量通りにつくりましたが、ふんわりとしていておいしかったです。

野菜もごけてしまうことなく、良い感じで仕上がりました。
次回は、片栗粉を少し減らして試作してみます。

2013年4月12日金曜日

5月7日分の献立

2013年5月7日

今日の献立は
 ・ ご飯
 ・ みそ汁(じゃが芋・わかめ)
 ・ いわしの利休揚げ
 ・ たけのこと根菜の煮物
 ・ いちご
でした。

わんぱくランチ月間献立の5月7日分の献立
「さばの黄金焼き」を「いわしの利休揚げ」に変更したメニューです。

一人当りの出来上がり重量は以下の通りです。

 ご飯:110g
 みそ汁(じゃが芋・わかめ):126g
 いわしの利休揚げ:34g
 たけのこと根菜の煮物:57g
 いちご:45g

一人当りの金額は、189円でした。
金額は首都圏を基準にしています。


いわしの利休揚げ2013年4月9日の献立でも作成しました。
このとき、辛かったので、作り方を変えてみました。

変更した点は、いわしの漬け込み時間です。
これは、明確に記載されていなかったので、前回は、一晩つけました。
すると、お酒がすすみそうな辛さになりました。
そこで、今回は、漬け込み時間を20分にしました。
やはり、しっかりとした味でしたが、以前のような辛さではなく、
おいしく食べることができました。

また、「たけのこと根菜の煮物」は、「いわしの利休揚げ」同様、
味がしっかりとしていました。
「いわしの利休揚げ」は、魚の臭みを取るのに必要な味だとは思いますが、
「たけのこと根菜の煮物」は、もう少し薄くても良いかと思います。
よって、以下のように訂正します。

 しょうゆ  3.6g → 2.5g
 砂糖  1.8g → 1.2g

そして、注意があります。

「たけのこと根菜の煮物」は、薄すぎてもダメです。
ごぼうの苦味が露呈してしまい、食べにくくなってしまいます。

あと、「いわしの利休揚げ」のような、しょうゆに漬け込む料理と
味がしっかりした煮物料理を一緒にしないでください。
味が重なるとともに、さらに濃く感じてしまいます。
今日の献立を例にすると、「たけのこと根菜の煮物」のごぼうを除いて
味を薄くしたり、サラダに変えたりすると良いですね。
ごぼうを除いた分、れんこんに変えるのも良いかと思います。

2013年4月11日木曜日

5月2日分の献立

2013年5月2日

今日の献立は
 ・ ご飯
 ・ みそ汁(じゃが芋・長ねぎ)
 ・ 鶏の揚げ煮
 ・ ひじきとキャベツのソテー
 ・ ミニトマト
でした。

わんぱくランチ月間献立の5月2日分の献立
「鶏のから揚げ・ごま風味」を「鶏の揚げ煮」に変更したメニューです。

一人当りの出来上がり重量は以下の通りです。

 ご飯:110g
 みそ汁(じゃが芋・長ねぎ):128g
 鶏の揚げ煮:49g
 ひじきとキャベツのサラダ:46g
 ミニトマト:20g

一人当りの金額は、207円でした。
金額は首都圏を基準にしています。


鶏肉の揚げ煮は2013年4月1日の献立でも作成しました。
でも、餡が残らなくて、作り方を変更して再チャレンジしました。

変更した点は、以下の通りです。

【変更前】
4.しょうゆ、砂糖、みりんと水を煮立てて、鶏肉を加えて煮る。
5.味がなじんだら水溶き片栗粉をまわし入れてとろみをつける。

【変更後】
4.しょうゆ、砂糖、みりんと水を煮立てて、水溶き片栗粉でとろみをつける。
5.鶏肉を入れて煮からめる。

以上のように、水溶き片栗粉を入れるタイミングを変えました。
すると、以前の作り方では鶏肉に吸い込まれていた水分を、
今回は残った状態でトロミをつけたため、
ちゃんと餡が鶏肉に絡まりました。

その餡が甘くておいしい!

また、鶏肉にしっかりくっつく餡だったため、
食べやすかったです。


そして、今回は、注意があります。

ミニトマト、実際に提供する際には切ってください!

丸のままだと、そのまま飲み込んでしまって、
事故につながる可能性があります。

2013年4月10日水曜日

鬼まんじゅう

アドムのサンプル料理に「鬼まんじゅう」があります。
料理区分は「102 おやつ(和風)」です。

東海地方の郷土菓子なのですが、
このお料理に対し、様々なお問い合わせを
以前、いただいていたので、作ってみました。

鬼まんじゅう

わんぱくランチの写真と見た目が違いますが、同じものです!
入れたカップの違いかと思います。
今回は、お弁当用の少し固めで小さいものに入れました。
なので、流れていくべき生地が、そのままとどまってしまいました。
あと、さつま芋の皮をつけたことも違いますね。
皮はつけてもつけなくてもどちらでも良いです。
私はついている方がおいしいと思いますが、
つけてあるとわざわざ取ってしまったり、出してしまう子もいるかもしれませんね。

ちなみに、蒸す前はこちらです。

鬼まんじゅう(途中)

生地は、とってもサラサラです。


さて、お問い合わせであったのが、「ベタベタなんですが・・・」との質問です。

ベタベタで正解です。
フワフワでも、シットリでもなく、そういうものなんです。
「ベタベタ」というと聞こえが悪いので、
「モチモチ」と表現したいところですが、
砂糖がたくさん入っているからか、かなり、「ベトベト」です。
なお、いくら蒸してもベトベトしていますが、
さつま芋に竹串が刺さったら完成です。


また、別のお問い合わせで、「なぜ、【鬼】なんですか。」というのがありました。

写真を見てください。
ごつごつしています。
金棒や鬼の頭みたいではないですか?
再度、写真を遠くから見てください。
そう感じてきませんか?

明確ではないのですが、
金棒や鬼の頭に似ているからというのが、
「鬼まんじゅう」の由来であるといわれています。


一度、作ってみてください。

温かくても冷めてもとってもおいしいです!

5月21日分の献立

2013年5月21日


今日の献立は
 ・ ご飯
 ・ みそ汁(厚揚げ大・根)
 ・ さわらとごぼうの煮つけ
 ・ ビーフンと野菜のソテー
でした。

わんぱくランチ月間献立の5月21日分の献立です。

一人当りの出来上がり重量は以下の通りです。

 ご飯:110g
 みそ汁(厚揚げ・大根):140g
 さわらとごぼうの煮つけ:50g
 ビーフンと野菜のソテー:54g

一人当りの金額は、202円でした。
金額は、首都圏を基準にしています。
さわらは生のさわらを使用しました。

以前、「ビーフンと野菜のソテー」を作ったときには、
「味付けビーフン」を使用しました。
そこで、今回は、味がついていない「ビーフン」を使用して作ってみました。

おいしい!!!!

味付けビーフンもおいしかったのですが、
やっぱり、自分で味を付けた方がおいしい!
わんぱくランチの料理は保育園用なので、
やさしい味だから、そう感じるのでしょう。

食べやすさも、「味付けビーフン」を使ったときよりも
滑らかで、良かったです。
今回に比べ、「味付けビーフン」を使ったときは、
最後に蒸したので、少しゴワゴワした感じがありました。
でも、比べないと気にならない程度です。


また、今回、「さわらとごぼうの煮つけ」のさわらを一口大に切りました。
すると、盛り付けるときに崩れてしまったり、
一人当りの個数にバラつきがあったり、ちょっと、失敗でした。
一人一切れとなるようにすることをおススメします!

なお、さわらとごぼうを煮るときの水ですが、
今回は、200mlを使用しました。
使用した器具は20cmの鍋で、以上児10人分を作りました。

2013年4月6日土曜日

2014年4月6日の献立



今日の献立は
 ・ ちゃんぽんうどん
 ・ お茶・麦茶
 ・ りんごソースのヨーグルト

です。

わんぱくランチ月間献立の2014年4月6の献立です。



出来上がり重量は以下の通りです。



ちゃんぽんうどん:373g

麦茶:120g

りんごソースのヨーグルト:99g



一人当りの金額は、138円でした。
金額は首都圏を基準にしています。

日曜日献立です。
 



 

2013年4月5日金曜日

4月23日分の献立

2013年4月23日

今日の献立は
 ・ ご飯
 ・ みそ汁(もやし)
 ・ さわらの五目とろみ煮
 ・ さつま芋素揚げ
でした。

わんぱくランチ月間献立の4月23日分の献立です。

「さつま芋素揚げ」、シンプルなんですが、とってもおいしかったです。
おいしかったんですが・・・おかずじゃない!!
甘いし、単体で食べられるものだからでしょうか。
それに、モサモサしていて他のものと一緒に
食べることが難しいのも昼食に適していない理由だと感じました。
園児によっては昼食を食べる時間がいつもより長くなってしまうかも!

よって、「さつま芋素揚げ」は昼食ではなく、
おやつに向いているというのが、アドムの結論です。

味や色の重なりだけでなく、
料理を組み合わせたときの食べやすさも考えなければ・・・。
献立作成は、考えれば考えるほど、奥深いです。

なお、「さわらの五目とろみ煮」(料理区分:089 魚介(焼・揚物))の手順の中に
「5 鍋に油を熱し3を炒め、しょうゆ、砂糖、酢と水を入れて煮る。」
とあります。
でも、材料には水の分量がかかれていません。
鍋の大きさや使用している野菜の状態によって水の分量が異なるため、
「様子や味を見て入れてください。」ということなんですが、
作ったからには参考となる量を示しておきます。

今回は、以上児10人分を作成し、
直径20cmの鍋で120ccの水を使いました。

こんなに少ない人数のものを作ることは
ないかとは思いますが、目安にしてください

2013年4月3日水曜日

簡単ピザ

アドムのサンプル料理に「簡単ピザ」があります。
料理区分は「100 補食」です。

基本的に、何か確認したいことがある料理を作ろうと心がけていますが、
これは、ただただ、食べたくて作りました。

結果こんな感じです。

簡単ピザ


名前の通り「簡単」でした。
ちょっと焼きすぎた感じはしますが、
大きく失敗することはないと思います。


他にも、わんぱくランチに記載されている材料以外のものを使って作ってみました。

簡単ピザ2

参考までに・・・
 ハム、ツナ、スライスマッシュルーム、ピーマン、
 パプリカ、たまねぎ、ミックスベジタブル
を使いました。
普通のピザの具です。

上に何も乗っていないものは、下から、

 ぎょうざの皮
 チーズ
 具
 チーズ
 ぎょうざの皮

の順に重なっています。

サンドすることにより、具を少々大きめに切っても、ボロボロこぼれませんでした。
いや、むしろ、大きいからこぼれなかったのかもしれません。
とりあえず、食べやすかったです。
なお、チーズは基本の「簡単ピザ」と同量にしました。
つまり、上下、それぞれ1/2量です。
十分他の具とひっつきあってくれました。

焼き時間もかからなく、冷めても全く気にせず食べることができました。
むしろ、多少冷めた方がフニャーンとせず、食べやすかったです。

どんな具と合わせてもおいしいのは魅力的ですし、
どんな具でつくろうかな~と考えるのが楽しかったです。

2013年4月1日月曜日

4月30日分の献立

2013年4月30日


今日の献立は
 ・ ご飯
 ・ 栄養すいとん(青菜)
 ・ あじの香り焼き
 ・ ひじきと大豆の炒り煮
 ・ ミニトマト
でした。

わんぱくランチ月間献立の4月30日分の献立です。

今日は、「材料がおおくないかな?」と思って、この日の献立にしました。

私の心配とは裏腹に、大丈夫でした。

いつもあるような「みじん切り」がなかったからかもしれません。
調理がものすごく大変というわけではなく、
いろんなお野菜が食べられた今日の献立、良かったです!

自画自賛しているようですが、献立を立てているのは私ではありません。

献立を立てているのは、長く保育園での勤務経験がある、
私とは別の栄養士さんです。
皆さんと同じように、毎月、「どうしようかなー」って考えてきて、
今も、わんぱくランチのために一生懸命、考えてくれています。
それに、保育園に通うぐらいの小さなお子さんもいます。
だから、保育現場の実情や子どもにあった献立を皆さんに
お伝えすることができているんです。
決して、適当に栄養価だけをみて献立を立てているわけではないんですよ。

ちなみに、作ってくれているのは、近くにお住まいの主婦の方です。
これにも、わけがあります。
私たちが作ると、何かが違うと感じたとき、「わんぱくランチのために・・・」
と、レシピを変えて作ってしまう可能性があります。
それでは、わんぱくランチの料理をそのまま作ったときの問題点を
見落としてしまう可能性があります。
良い意味で、そのまま作っていただきたくて、
主婦の方にお願いしています。
もし、失敗があったら、アドムのメンバー全員で失敗の原因を探し、
レシピを書き直して、再度、作ります。

こうしてアドム料理は進化を遂げてくのです!

なお、料理だけではありません。
献立も、栄養士、プログラマー、イラストレーター、主婦、関係なしに
みんなで意見を出し合って、見直していっています。


何度も申し上げますが・・・・

今後、変わっていく、アドムの献立や料理を期待して下さい!