2013年10月30日水曜日

2013年12月11日の献立


今日の献立は
・ご飯
・すまし汁(白菜)
・厚揚げの味噌炒め
・ゆで野菜(ブロッコリー)
わんぱくランチ月刊献立の12月11日の献立です。

出来上がり重量は以下の通りです。

  御飯:110g
  すまし汁(白菜):126g
  厚揚げのみそ炒め:101g
  ゆで野菜:27g

一人当りの金額は、174円でした。
金額は首都圏を基準にしています。

今日は、ブロッコリーをシンプルに少量のしょうゆで味付けをしました。
甘さが十分に出ていて、おいしかったです。

ブロッコリーの旬って、いつか知っていますか。
輸入品されていたり、国内でも各地で時期をずらしながら栽培しているため、
年中、安定して売っていますので、
もはや、「旬」というのはおかしいかも知れません。
ただ、いえることは、ブロッコリーがもっとも甘くおいしい時期があります。
それは冬です。
ちょうどこれからの時期です。
また、虫がつきにくいこの時期は、
夏に比べて害虫駆除用の農薬が使用されていることも少ないそうです。

加えて、どこの部分をたべているか、分かりますか。
給食に従事している方なら分かるかもしれませんね。
食べているのは、実は、花なんです。
花というか、花のつぼみですね。
田舎のほうでは黄色い花が咲いたブロッコリーを見ることもしばしば・・・。

園児に話すと、「え~!?花なの~!?」という声が聞こえてきそうです。
 
なお、栄養価を見てみると、ビタミンCをはじめ、ビタミンAB1B2、カリウム、リンなどが
豊富に含まれています。
健康に生きるためにたくさん摂取することを進められている
「緑黄色野菜」の一種でもあります。

2013年10月25日金曜日

2013年11月8日の献立


今日の献立は
・ご飯
・五目汁(里芋・鶏肉)
・キャベツのゆかり和え
・さばと玉ねぎのみそ煮

わんぱくランチ月刊献立の11月9日の献立です。

出来上がり重量は以下の通りです。

 御飯:110g
 五目汁(里芋・鶏肉):159g
 さばとねぎのみそ煮:75g
 きゃべつのゆかりあえ:17g

一人当りの金額は、199円でした。
金額は首都圏を基準にしています。

 今日は「さばと玉ねぎのみそ煮」でした。
「さばのみそ煮」のとき、毎回書くように思うんですが・・・おいしい!!
サバとみそって、どうしてこんなに合うのでしょうか?
と、思うのは私だけですか?

この「さばみそ煮」、試食中にちょっとしたお話になりました。
 
今回、「みそ煮」を「赤みそ」で作りました。
でも、アドムのサンプル料理の材料は「淡色辛みそ」となっています。

さて、この「淡色辛みそ」と「赤みそ」の違い、何でしょうか。

地域差です。

アドムは愛知県にあります。
愛知県といえば「赤みそ」です。
だから、「赤みそ」で作るのが一般的なんです。

日本各地で使用している味噌は異なります。
それゆえ、当然、味も異なってきます。
他地域の味はどんな味なんだろう・・・。
ちょっとおもしろいですよね。

ちなみに、「赤みそ」で作ると他よりも甘辛さが強いです。
アドムに最近、入社したお兄さんは岡山県出身なのですが、
最初はその甘辛さにびっくりしたといっていました。
アドムのお姉さんは、他地域のスーパーに行くと
みそと醤油を見てしまうとか・・・。

さて、ここからが重要です。

先述の通り、地域が異なれば、普段、使用している材料も異なります。
と、なれば、「なじみの味」というのも異なります。
したがって、サンプル料理やレシピ本の料理を使用する際、
味を確認することを忘れないでください。
「書いてある通り、そのまま作ったら、残食が多かった。」なんてことはありませんか。
子どもは敏感です。
大人のように「何がダメ」とか、はっきりしたものがない場合もあります。
「何かが違って食べられない。」ということもありえます。

お住まいの土地の特性を考え、給食作りに活かしてください。

2013年10月24日木曜日

2013年11月19日の献立


今日の献立は
 ・ わかめ汁(小松菜)
 ・ さんまのみそ焼き
 ・ 切干し大根の甘煮
 ・ みかん
です。

わんぱくランチ月刊献立の11月19日の献立です。


出来上がり重量は以下の通りです。

 御飯:110g
 わかめ汁(小松菜):120g
 さんまのみそ焼き:47g
 切干大根の旨煮:29g
 みかん:60g

一人当りの金額は、156円でした。
金額は首都圏を基準にしています。

今日は清汁、焼魚、煮物、みかんで、
なんだかほっこりする組み合わせでした。

わんぱくランチでは和食の組み合わせが多いです。
皆さんもそんなことはありませか。
栄養の面から見ると、和食はバランスが取りやすいですよね。
それに、何より、給食には「伝統と継承する」という意味も持っています。

食事はその風土・気候にあった食材・調理法が選択され、
それにあった雰囲気で喫食することが一番、心身にとって良いのだそうです。
よく、「旅に出たらその土地のものを食べろ」といいますよね。
これは、決して「せっかく出かけたのだから、おいしいものを食べて来い」という
意味ではありません。
おいしいものを味わうことはもちろん大切ですが、
心身のためにという意味もあります。
 
健康に生きられるために・・・
ただでさえ、「和食離れ」が問題視されている昨今。
給食で和食を取り入れ、日本本来の食事を覚えていってほしいものです。

2013年10月18日金曜日

11月12日の献立

今日の献立は
・みそ汁(なす)
・魚と白菜の重ね蒸し
・さつま芋の素揚げ

わんぱくランチ月刊献立の11月12日の献立です。

「少し甘め」というご意見をいただいたので、分量を調整しました。

さわら 40g
しょうが 0.5g
塩 0.2g
酒 2g
はくさい 30g
さやえんどう 2g
コーン缶 10g
だし汁 40g
しょうゆ 3g
砂糖 2g ← 3g
片栗粉 2g

今日はさわらをスチコンで蒸して、鍋で作ったアンをかけました。
とってもやさしい味で子どもにも食べやすい料理だと思います。

11月21日の献立


今日の献立は
・ごはん
・みそ汁(もやし)
・肉団子の揚げ煮
・ほうれん草とコーンのナムル

わんぱくランチ月刊献立の11月21日の献立です。

肉団子は揚げずにスチコンで焼いて、温めたたれを合わせました。肉団子は丸めるのに時間がかかりますが、子どもには人気があるメニューです。

スチコン設定 コンビ200℃8分 水蒸気量100%

ポイントは、スチコンで焼いた時にでる油をキッチンペーパーで丁寧にとることです。肉の油は植物油と違って固まってしまうので、これから寒くなる時期は、舌触りが悪くなってしまいます。

11月14日の献立


今日の献立は
・ごはん
・みそ汁(ごぼう・かぶ)
・豚肉の生姜焼き
・カリフラワーとコーンのサラダ

わんぱくランチ月刊献立の11月14日の献立です。

保育園の主食は、鶏肉→豚肉が繰り返され、その合間に魚、大豆製品が入ります。豚肉は不足しがちなビタミンB1が補給できるので、とっても重宝な食材です。

生姜焼きの他に、子どもに合う料理は・・・・・。と考え、今日もう一品「マーマレード焼き」を作りました。

マーマレード焼きは少し甘めで好評だったので、わんぱくランチのレシピに追加したいと思います。
豚肉 50g
マーマレード 3g
しょうゆ 2g
片栗粉 3g

焦げることなくとってもおいしくできました。
スチコンで焼きました。【設定コンビ230℃水蒸気量100%6分】

2013年11月13日の献立



今日の献立は
 
 
 ・ 御飯
 ・ みそ汁(わかめ・もやし)
 ・ 豆腐じゃが
 ・ ほうれん草の磯あえ
 ・ みかん
です。

わんぱくランチ月刊献立の11月13の献立です。


出来上がり重量は以下の通りです。
 
  御飯:110g
  みそ汁(わかめ・もやし):133g
  豆腐じゃが:89g
  ほうれん草の磯あえ:32g
  みかん:60g

一人当りの金額は、181円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
牛肉は冷凍ではない生のものを使用しました。

アドムのある愛知県では、夏のように暑かった日々から、
一気に冬のようなさむさになりました。
秋はどこへやら・・・。
冬といえば・・・こたつにみかん!
今日は、そんなみかんをデザートにしました。

みかんは皮をどうしていますか。
むいて出していますか。
それとも、そのまま出していますか。

この問題、以下のようなことが考えられます。

<皮をむいて出す場合>
 メリット:皮が教室に散らばらない
 デメリット:提供までに内部の薄皮が乾燥することがある

<皮をむかずに出す場合>
 メリット:皮をむく練習となる
 デメリット:皮が散らばったり、手がベトベトになる可能性がある

今回は、皮をむく練習を考慮し、
皮はそのままにして出すというイメージで写真を撮りました。
みかんは、日本人にはなじみの深いデザートです。
おそらく、多くの子どもが自宅でも食べていることでしょう。
ただ、食すとき、それを誰がむいているのか・・・。
保育園で、練習しても損はありません。
 
むしろ、私は、みかんは皮つきのまま提供するという考えしかありませんでした。
「どうする?」と聞かれて、初めて、他方の考えもあることに気付かされました。
確かに、皮の処理問題は保育士さんたちの協力が必要です。

でも、調理室でむくという手間を考えると、
やっぱり、皮付きのものを出すのが現実的だと思います。

2013年10月5日土曜日

2013年11月6日献立


今日の献立は
・ごはん
・わかめスープ
・マーボー豆腐(キッズ)
・粉ふき芋
・パイン缶

わんぱくランチ月刊献立の11月6日の献立です。

ひきわり納豆入りのマーボー豆腐は保育園でとても人気があるレシピです。

ひき肉よりもふわふわの納豆は子どもに食べやすいようです。
保育園の調理の先生から、「べたべたしない?」と聞かれることが多いのですが、そもそもマーボー豆腐は最後に片栗粉を加える「とろっ」とした料理なので全く気になりません。

納豆が給食で敬遠される理由は、

<給食室>
・揚げ物に納豆を入れた場合→給食室全体に納豆の匂いが充満する。

<保育室>
・子どもたちの手や顔がべたべたになる。

このマーボー豆腐は、上記のようなことが全くなく、とっても扱いが良いので、保育園で人気があるのだと思います。ただ、保育園で納豆を提供していない場合は、納豆の量を1/3程度からはじめた方が無難です。

味については、少し甘めでしっかりした味なので、添えは塩分の少ない粉ふき芋、酸味がある果物がよく合います。

1回の食事で必要な栄養を補う場合は、スープに青菜を加えれば、完璧なお献立になります。保護者におすすめする場合は、下ゆでのいらないチンゲン菜などを使うと良いかもしれませんね。


2013年10月4日金曜日

セサミクッキー(サンプル料理の訂正)




ユーザーからセサミクッキーの砂糖の分量が入っていませんよー。と連絡をいただきました。

早速、試作しました。

小麦粉 15g
バター 7g
砂糖 4g  ←追加
卵 4g
牛乳 3g
ごま 4g

1 バターを室温でやわらかくして砂糖をいれて白っぽくなるまで混ぜる。
2 1に溶き卵と牛乳を混ぜて、小麦粉をふるいにかけながら加えてざっくり混ぜる。
3 2にごまを加える。
3 手で適当につまみ直径2cm程度のロック型(石又は岩のような感じ)
4 170℃~180℃で20分間程度、きつね色になるまで焼く。

ごまたっぷりのクッキーでした。

2013年11月5日の献立


今日の献立は、
・ごはん
・みそ汁(じゃがいも・長ねぎ)
・鮭の塩焼き
・れんこんのきんぴら(豚ひきにく)
・なし

今日はみそ汁の長ねぎが購入できなかったので、たまねぎとわかめで作りました。

わんぱくランチ月刊献立の11月5日の献立です。

全体の味のバランスは良かったと思います。
れんこんのきんぴらは、スチコンを使ったために、れんこんの切り方については迷いました。

炒めると、蓮根同士がくっついて、ひとまとまりになるので、厚みこだわる必要がないのですが、スチコンだと、しゃきしゃき感が残ります。

・スプーンに乗るような大きさに切ると、箸でつまむことができません。
・薄すぎるものは、子どもは噛み切ることができない。

結局、噛み切ることができる大きさで少し厚みを残して切りました。保育園の調理の先生に聞いたところ、やはり3㎜程度の厚みで切るそうです。

素材、料理、調理器具に合わせて、最適な切り方を考える必要があるようです。

難しいですね。




2013年10月1日火曜日

2013年10月4日の献立


今日の献立は
 ・ 御飯
 ・ かぶのスープ
 ・ 白身魚のコーンフライ
 ・ きゅうりとコーンのサラダ
 
 
です。

わんぱくランチ月刊献立の10月4日の献立です。

一人当りの金額は、189円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
「メルルーサ」が購入できなかったため、「たら」を使用しました。

今日は、「白身魚のコーンフライ」でした。
「コーン」は、「とうもろこし」の「コーン」ではありません。
「コーンフレーク」の「コーン」です。

卵を使わずにサクサクフライとなるようなアレルギーを意識した献立です。
本当にサクサクです!!
おいしいです。

ただ、衣をつけている最中、コーンフレークが足りるか足りないかの瀬戸際でした。
と、いうのも、魚にコーンフレークがどんどんついていってしまいます。
どんどんついていくので、最初につけた魚にはどっぶりつき、
最後につけた魚はかき集めながら、がんばってつける感じでした。
でも、コーンフレークの量が多くすればそれでよいかというと、
そういうわけではありません。
コーンフレークを多くすると、結果として魚にはコーンフレークが
何層にもなって付着します。
それを揚げると・・・取れます。
多ければ多いほど取れやすくなってしまうそうです。

では、どうすれば良いのか・・・。
コーンフレークをバットに入れながら魚にまぶす際、
一気に入れてしまわず、魚の量に合わせて数回にわたりまぶしてください。
まんべんなくしましょう。

さて、アドムではキッチンの改装を行います。
したがって、しばらくの間、献立の試作はお休みです。
1ヶ月ぐらいで再開できればと思っていますが、見込みはついていません。
見込みがついていない分、「○○日から始めます。」と断言できませんので、
こまめにココにのぞきににきてくださいね。