2013年8月28日水曜日

2013年9月2日の献立


今日の献立は
 ・ 茶飯
 ・ 麩のすまし汁(みつば)
 ・ 牛肉と野菜の大和煮
 ・ きゅうりのゆかりあえ
 ・ オレンジ
です。

わんぱくランチ月間献立の9月2日の献立の「人参としらすの御飯」を
「茶飯」に変更したメニューです。

 茶飯:110g
 麩のすまし汁(みつば):100g
 牛肉と野菜の大和煮:99g
 きゅうりのゆかりあえ:42g
 オレンジ:50g

一人当りの金額は、210円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
牛肉は生の肉を使用しました。

 

新しい料理を作りました。

「茶飯(ちゃめし)」です。

材料と繰り方は以下の通りです。

 <材料>
 米  50g
 しょうゆ  6g
 酒  5g

<作り方>
1.普通に米を炊く直前に、しょうゆと酒を混ぜて炊く。

とても簡単ですが、とってもおいしいです。
「おこげ」があったらうれしくなるような感じです。
特別な材料はなにもいりませんし、ぜひ、作ってみてください。

2013年8月26日月曜日

土曜日に最適<トマトライス>



ユーザーからの、「簡単な料理教えて!」という要望に応えて、人手がない日の簡単料理を新しく考えてみました。

・材料数が少ないのがGOOD
→検品から切込みまですべて短時間で済む

・煮込み料理がGOOD
→煮ている間に、配膳の準備ができる。

・アレルゲン材料を使わないのがGOOD
→気配りなく調理ができて安全

・一品で栄養補給できるのがGOOD

今回は、御飯にかけて食べる料理を作りました。
ネーミングがもう一歩のように思いましが、とりあえず「トマトライス」としました。

材料1人分
米 50g
豚肉 40g
赤ワイン2g
片栗粉 2g
玉ねぎ 50g
油 1g
水 30g
トマトジュース 30g
ケチャップ 3g
ソース 3g
コンソメ 1g

集団給食用の作り方
①たまねぎをくし形に切る。
②豚肉を細かく切って赤ワインをふりかける。
③玉ねぎを油で炒める。
④③の中に片栗粉をまぶした豚肉を加えてさらに炒める。
⑤水、トマトジュース、ケチャップ、ソースを加えて煮る。

ポイント
・玉ねぎを先に炒めるの、肉を入れた時の焦げ付きがなく作りやすい。
・ルーを使わず、豚肉にまぶした片栗粉でとろみをつける。

市販ルーは、メーカーによって原材料が違い、その都度確認が必要なので、人手がない時は、使わないことが安全です。
 

新米調理員さんでも失敗なく作ることができる一品です。じゃが芋は液体の濃度が高く煮えにくいので、入れない方が無難ですよ。

2013年9月25日の献立


今日の献立は、
 
 ・ 御飯
 ・ 味噌汁(ごぼう・かぶ)
 ・ 豆腐ハンバーグ

 ・ ほうれん草のたくあんあえ
 ・ ミニトマト
です。

わんぱくランチ月刊献立の9月25日の献立です。

 御飯:110g
 味噌汁(ごぼう・かぶ):124g
 豆腐ハンバーグ:80g
 ほうれん草のたくあんあえ:36g
 ミニトマト:20g

一人当りの金額は、202円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
鶏ひき肉は生の肉を使用しました。

今日は、「ほうれん草のたくあんあえ」でした。
「たくあん和え」って、初めて食べたのですが、とってもおいしいですね。

さて、この「たくあん」、調理する際に、
「黄色いたくあんか、白いたくあん、どちらを使いますか。」と聞かれました。
私は、「白いたくあん」と答えました。

見た目からすると、黄色い方が鮮やかにですよね。
ただ、薄く細かく切るので、その黄色よりもほうれん草の緑が勝って、
黄色だろうが白だろうがそこまで変わらない気がします。
そもそも、黄色でも白でも味は変わらないですし、
だったら、着色料が入っていない方が、良いかと・・・。

ただ、子供の頃、実家でもたくあんを作っていましたが、
売っているものにあわせてか、祖父が黄色い粉を入れているのを見て
子供ながらに衝撃を覚えました。
それなのにも関わらず、着色料をつけているものとそうでないものでは、
つけている方がおいしく感じました。
むしろ、つけていない方は嫌いでした。

子供の見た目は単純で、かつ、食欲には重要です。

先述しましたが、薄く、細かく切るから分からないとは思いますが、
どうなのでしょうか。
皆さんはどうしていますか。

2013年8月22日木曜日

2013年9月28日の献立

今日の献立は、
 
 ・ 焼き肉丼
 ・ 麩のすまし汁(えのき)
 ・ ヨーグルト

です。

わんぱくランチ月刊献立の9月28日の献立です。
今日は焼き肉丼のみの写真です。


 焼き肉丼:146g
 麩のすまし汁(えのき):119g
 ヨーグルト:100g

一人当りの金額は、191円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
豚肉は生の肉を使用しました。

今日は土曜日の献立です。

土曜日の登園率は保育園によりまちまちです。
数名しか登園しないし、お弁当持参にしているというところもあれば、
逆に、ほぼ全員が登園するというお話も聞いたことがあります。
アドムの月間献立は、登園児が通常の1/4程度で、
調理者が1人であることを想定しています。
したがって、土曜日献立は簡単に作れて、かつ、
いつもと同じぐらいの満足感が得られるものと考えています。
子ども達にはいろんなものを食べ、栄養バランスの良い食事を摂ってもらうことは
当然、念頭に置いています。
でも、材料が多いと切るのが大変だし、その分、調理過程も多くなりえません。
そうかといって、少なすぎるとバランスを取るのが難しくなりますし、
味に飽きてしまったり、見た目が悪くなってしまったり、
満足感が得られなかったり・・・。

難しいですね。

アドムの月間献立をよく見ると、土曜日にヨーグルトを
用いていることが多くあります。
ヨーグルトは、たんぱく質や脂質、カルシウム、ビタミンB2を豊富に含んでおり、
また、満足感も得られる食品です。
あわせて、料理の中に混ざっているということがなく、
堂々とその存在を表に出してくれるので、
乳アレルギー児に与えてはならないということが判断しやすいです。

特定の材料に偏ってしまうのは、決して良いことではありません。
でも、調理や喫食を含めた全体のバランスから
使用材料を選択することは必ず必要です。
目標だけを追いかけず、それが実現可能かを良く考えた上で、
献立作成を行いましょう。

2013年8月21日水曜日

2013年9月5日の献立

今日の献立は、
 
 ・ ご飯
 ・ みそ汁(とうがん・えび)
 ・ 肉じゃが(ひき肉)
 ・ ほうれん草ともやしのお浸し
 ・ パイン缶

です。

わんぱくランチ月刊献立の9月5日の献立です。
今日は肉じゃがのみの写真です。

 ご飯:110g
 みそ汁(とうがん・えび):134g
 肉じゃが(ひき肉):117g
 ほうれん草ともやしのお浸し:42g
 パイン缶:50g

一人当りの金額は、203円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
 
皆さん、「肉じゃが」の発祥をご存知ですか。
「肉じゃが」は、ビーフシチューをまねて作ったものといわれております。

明治時代、東郷平八郎がイギリス留学時代に食べて気に入ったビューフシチューを
艦上食として作らせようとしました。
しかし、料理長はビーフシチューを知らず、また、ワインもドミグラスソースもなく、
東郷平八郎のイメージからしょうゆと砂糖を作ったそうです。
そうしてできたものが「肉じゃが」のようです。
東郷平八郎にとっては、
「これじゃない!!私は、ビーフシチューが食べたいんだ!!」
という感じだったでしょうね。
でも、そのおかげで、こうして100年以上たって今でも
人気料理として作られています。

なお、東郷平八郎は明治時代の海軍の指揮官です。
日清戦争や日露戦争で活躍して、世界的に有名になった方ですよね。
歴史が苦手な私にとっては、こんなざっくりとした記憶しかありませんが、
そんな人が、身近な「肉じゃが」に関わっていたなんて驚きました。

さて、子供達にはどうやってお話しましょうか。

 「水兵さんがビーフシチューをつくろうとしたんだけど、作り方がわからなくて、
適当に作ったらできたもの」といった感じでしょうか。
なんだか、紙芝居ができそうですね。

料理の発祥には諸説あります。
今日、紹介した「肉じゃが」のお話も諸説あるうちのひとつです。
別の説もあることをご承知おきください。

2013年8月12日月曜日

2013年9月9日の献立


今日の献立は
 ・ パセリピラフ
 ・ 野菜スープ
 ・ 鶏肉のマーマレード焼き
 ・ マカロニサラダ
 ・ グレープフルーツ
です。

わんぱくランチ月間献立の9月9日の献立です。

 パセリピラフ:117g
 野菜スープ:159g
 鶏肉のマーマレード焼き:29g
 マカロニサラダ:40g
 グレープフルーツ:50g

一人当りの金額は、166円でした。
金額は首都圏を基準にしています。

以前にも、「パセリピラフ」を作りました。
でも、今日の「パセリピラフ」は前回と味が違いました。

苦い!!

なぜでしょうか。
調べてみました。

まず、パセリの苦さには2つの理由があります。

 ・ 香味成分そのもの
 ・ パサパサとした食感で能が「苦い」と判断する

1つ目の香味成分はパセリをみじん切りにしたあと、
水にさらすことでなくなるそうです。
同時に栄養価も失われるとのことですが、
苦味が消えないと食べられませんよね。

2つ目の食感です。
こちらも水につけることにより、パセリが水分を吸って
パサパサ感が失われることによって、軽減されるそうです。

つまり、どちらについて考えても、
要は「水につければ苦味は少なくなる」ということです。

さて、今回ですが、もちろん、水にさらしました。
ちなみに、当然ながら、前回も水にさらしました。

では、何が違うか・・・

今回は、いつしか使用したときに残ったパセリを
冷凍庫に保存しておき、それを使いました。
加えて、フリーザーパックに入れず、買ってきた袋に入れて冷凍保存しました。
さらに、使う前、色が若干、劣っているような感じがしたとのこと・・・。

なにか、思い当たること、ありますか。

私は、「冷凍焼け」してしまっていたのではないかと思います。

冷凍焼けとは、簡単に言うと、冷凍することで食物内の水分が失われ、
変質・乾燥してしまうことです。
こうなってしまうと、解凍してもパサパサです。
フリーザーパックに入れることにより、完全に防ぐことはできませんが、
空気に触れやすくなっている買ってきたままの袋に入れるよりも、
防ぐことは可能です。
さて、この乾燥してパサパサになった「パセリ」、水にさらしても、
生の状態で水にさらしたときよりも水分を含みません。
水にさらしたスタート時の「パセリ」に含まれる水分量に差があるわけですから・・・。

あくまでも私の考えですが、本日のことをまとめると、

冷凍したことにより、冷凍焼けを起こし、水にさらしても水分量が十分でなく、
苦味成分が抜け切らなかったり、食感がパサパサのままで、
苦味が感じやすくなっていたことが理由だと思われます。

大人が食すなら、苦くても良いかもしれませんが、
子供がたべるとなると、むいていません。

園では、残ったからといって野菜を冷凍保存することは早々ないでしょうが、
水にさらすことが不十分だと、パセリが苦いということは
、ぜひ、覚えておいてくださいね。
なお、食感がパサパサしていないことを考えると、火に通しても良いですね。

2013年8月8日木曜日

2013年9月30日の献立


今日の献立は
 ・ ひじきの御飯
 ・ みそ汁(かぼちゃ・玉ねぎ)
 ・ ちくわ磯部揚げ
 ・ 切干し大根のサラダ
 ・ バナナ
です。

わんぱくランチ月間献立の9月30日の献立です。

 ひじきの御飯:148g
 みそ汁(かぼちゃ・玉ねぎ):153g
 ちくわ磯辺揚げ:34g
 切干し大根サラダ:43g
 バナナ:60g

一人当りの金額は、195円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
 
以前、「乾燥わかめは品によって戻し率が違う」というお話をしました。
同じ「乾燥わかめ」なのに、種類を変えたら、
戻したときに大量になってしまったというお話です。
 
今日の切り干し大根もそうですね。

私の実家では切り干し大根を手作りしていました。
それしか見たことがなかったのですが、大人になって、
スーパーに行ったとき、あまりの違いにびっくりしました。
スーパーで売っている切干大根の方がはるかにカリカリです。

考えてみれば、このカリカリ具合の差、注意が必要ですよね。

同じ3gでも含有水分量によって、見た目の量(切干大根の本数)が違います。
当然、よりカリカリの方が多くなります。
すると、カリカリの方が今回のようにサラダにしたとき、味が薄く感じたり、
逆に、あまりカリカリでない方が濃く感じたりすることもありえます。

今回は、切干しだいこんを例にしましたが、
乾物については全て同じことが言えます。
材料に乾物がある料理を初めて作る際には、味をよくみて作るようにしてください。

2013年8月7日水曜日

2013年9月7日の献立


今日の献立は
 ・ サラダそうめん
 ・ お茶・麦茶
 ・ キャベツとちくわのマヨネーズあえ
 ・ 果物のヨーグルトあえ(ミックス)
です。

わんぱくランチ月間献立の9月7日の献立です。

 サラダそうめん:209g
 お茶・麦茶:120g
 キャベツとちくわのマヨネーズあえ:41g
 果物のヨーグルトあえ(ミックス):87g

一人当りの金額は、134円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
 
「キャベツとちくわのマヨネーズあえ」はサンプル料理にない新作です。
レシピは以下の通りです。

<材料> (3歳以上児一人分)
 ・ キャベツ  45g
 ・ ちくわ  8g
 ・ マヨネーズ  4g
 ・ しょうゆ  1g

<作り方>
  ①     キャベツをせん切りにして、ちくわを輪切りにする。
  ②     ①とマヨネーズ、しょうゆをあえる。

簡単です。
あと、一品足りない!というときに作ってみてください。

2013年8月6日火曜日

2013年9月21日の献立



今日の献立は
 ・ 肉ラーメン
 ・ お茶・麦茶
 ・ ほうれん草ともやしのナムル
 ・ りんごソースのヨーグルト
です。

わんぱくランチ月間献立の9月21日の献立です。

  肉ラーメン:372g
  お茶・麦茶:120g
  ほうれん草ともやしのナムル:33g
  りんごソースのヨーグルト:93g

一人当りの金額は、177円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
「中華スープ」は「水」を180gと「中華だしの素」を0.38gで作りました。

今日は土曜日メニューでラーメンでした。
御飯が嫌いというわけではないんですが、いつもと違った感じで
なんだかテンションがあがりました。

先日、年長さんの甥に会ったときに、前日の給食がなんだったかを聞いてみました。
「うーんとねー、うーんとねー・・・あれっ!?忘れた!!」とのことでした。
まだ、記憶力に欠けていない年齢のはずなのに・・・。
そして、すかさずお母さんが補足してくれました。
「お誕生日会の給食以外はいつも覚えていないの。」と。

この、「お誕生日会の給食は印象に残っている」という感じ、
ラーメンでテンションがあがった私と同じ気がします。
いつもおいしく食べているんだけど、いつもと違うといことで「特別」な感じがあり、
わくわくして、楽しみで、印象が残るんだと思います。
みなさんも、めったに会わないお友だちとお食事したときなんか、
その楽しい思い出と共にお食事も印象に残ったりしませんか。

お誕生日会の日の給食はいつもと違うようにする園も多くあることでしょう。
メニューを考えたり、調理をするがいつもよりも大変だと感じる方もいると思います。
でも、このように楽しみにしてくれる園児を思い出すと、がんばれますよね。

2013年8月1日木曜日

2013年8月29日の献立



今日の献立は
 ・ 御飯
 ・ わかめ汁(ねぎ)
 ・ 棒々鶏
 ・ じゃが芋とツナの煮物
です。

わんぱくランチ月間献立の8月29日の献立です。

  御飯:110g
  わかめ汁(ねぎ):115g
  棒々鶏:53g
  じゃが芋とツナの煮物:81g

一人当りの金額は、147円でした。
金額は首都圏を基準にしています。

「棒々鶏」が油っぽく感じました。
みそや砂糖と混ぜるときに混ぜにくいので、
若干、多めにしてあったのかもしれません。
でも、みそっぽさが感じられず、ただ油っこい食べ物になっていました。
この分量でも調味料は混ざりにくかったですが・・・。
なので、分量を変更した方がよさそうです。
あわせて、みそも淡色辛みそよりも赤色辛みその方が
料理に合っているような感じがしたので、その点も変更しましょう。

 鶏ささ身  20g
 きゅうり  40g
 中華スープ  5g
 ごま油  2g
 米みそ(赤色辛みそ)  2g
 砂糖  1g

これで作ると作りやすく、油っぽさもあまり残らないものになります。