今日の献立は
・ ご飯
・ 若竹汁
・ さばのみそ煮
・ 野菜炒め(キャベツ・玉ねぎ)
・ グレープフルーツ
です。
わんぱくランチ月刊献立の2014年3月11日の献立です。
出来上がり重量は以下の通りです。
御飯:110g
若竹汁:137g
さばのみそ煮:40g
野菜炒め(キャベツ・玉ねぎ):41g
グレープフルーツ:50g
一人当りの金額は、177円でした。
金額は首都圏を基準にしています。
「若竹汁」の「たけのこ」は、「水煮たけのこ」で代用しました。
「さばのみそ煮」が、「煮」に似つかわしくない姿となってしまいました。
こんな風になってしまったこと、ありませんか。
原因は、水分が蒸発して、なくなってしまったからです。
水や調味料の水分が少ない、
使用している鍋の径が大きいなどがその根底にあります。
ただ、ひとつ、考えてみてください。
記載されている調味料の量は、「可食量」です。
煮魚などでは、皿に盛ったときに煮汁が残ったりしますし、
また、それを飲むこともありません。
つまり、煮汁は「全てを食しているわけではない」ということになります。
言い換えれば、「可食量 = 使用量」ではないのです。
そこで、今回の問題点である、
「煮汁がなくなってしまった」というお話に戻しましょう。
「可食量 = 使用量」が成立しないので、
状況に応じて、分量を増やしても良いのではないのでしょうか。
実際、現場ではそうしていることが多いようです。
今回は、煮物でお話しましたが、
「揚げ物」で考えるともっとわかりやすいですよ。
例えば、「かじきの竜田揚げ」をサンプル料理で見てみると、
油の量は3gです。
100人分で油300g・・・揚がりません!!
絶対に、皆さん、調整していますよね。
これと同じことなんです。
ただし、かぼちゃやいもを煮るときには注意してくださいね。
知らぬ間に煮汁を吸収していってしまいますから・・・。
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