2013年9月20日金曜日

2013年10月3日の献立


今日の献立は
 ・ 御飯
 ・ すまし汁(白菜)
 ・ 松風焼き・鶏ひき肉
 ・ ブロッコリーのソテー
 ・ トマト
 
です。

わんぱくランチ月刊献立の10月3日の献立です。

 御飯:110g
 すまし汁(白菜):129g
 松風焼き・鶏ひき肉:77g
 ブロッコリーのソテー:21g
 トマト:40g

一人当りの金額は、183円でした。
金額は首都圏を基準にしています。

今日は、「松風焼き」でした。
おいしい!!
鶏肉なのに、ふわふわでした。

さて、また、料理名のお話です。
「松風焼き」どんな意味なんでしょうか。

調べてみました。

和菓子の「松風」に似ているからのようです。
「松風」のことは知っていますか。
実は、私は知りませんでした。
京都、もしくは、岐阜が起源で、
一見、カステラのようですが、味噌が入っているお菓子のようです。
カステラ以外にもせんべい風、羊羹風など、いろいろあるみたいです。

そして、さらに、なんで「松風」なんでしょうか。
どうやら、能の「松風」というお話に由来しているそうです。

平安時代に在原行平(ありはらのゆきひら)が「松風」とう女性と
「須磨の浦」という場所で恋に落ちたそうです。
しかし、行平は都に帰らなければならなくなったそうです。
寂しい、悲しい思いの松風は、須磨の浦の浜辺で
一本の松の木を行平だと自分に言い聞かせて踊り続けたそうです。
この様子を「待つ風(松風)ばかりで浦さびし」と表現したそうです。

一方、料理の「松風」です。
表面はけしの実やあおのりで飾ってあり(松風焼きは胡麻で飾りました)、
焼き色もついておりますが、裏面は、何もない上に白くてなんだか寂しい感じです。
「裏さびし」です。

「裏さびし → 浦さびし → 松風」 と、言うことのようです。

なんだか、園児に説明するには難しいですね。

 「松風さんが須磨の浦というところで寂しそうにしていたから、
周りの人が【浦がさびしい】と言いました。
松風焼きも表に比べて裏は白くて、【裏がさびしい】。
【うらがさびしい】が一緒だから、【松風】というお名前になりました。」

簡単に言うとこんなところでしょうか。
それでも、理解してもらうには難しそうですね。
さらに、記憶の中に入れて、お家で話題にしてもらうなんて・・・
皆さんの、腕次第です!

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