2013年6月4日火曜日

さばのおろし煮

さばのおろし煮

気になる料理を作りました。

料理区分「090 魚介(煮・蒸物)」の「さばのおろし煮」です。

さば臭さはどうなんだろうと思って作りました。

酒、しょうが、だいこんのおかげで、さばの独特な臭さはなくなっていました。
これなら少し魚が苦手な子でも食べられると思います。

なお、水産庁で子ども(小学生)にアンケートを取ったところ、
給食のメニューで嫌いな料理の一位が魚料理だったそうです。
その理由はというと、「骨がある」、「食べるのが面倒」、「食べるのに時間がかかる」、
「においが嫌い」などだったとのことです。
前者3つは、「骨があるので食べるのに時間がかかり、面倒である」ということができますよね。
今は、骨抜きの便利なものもある時代です。
そういうものを利用されている園もあるのではないでしょうか。
さて、残った「におい」ですが、今回のように、酒、しょうが、だいこん以外にも
塩や酢を利用したり、霜降り(80℃くらいの熱湯にくぐらせるかかけ、
材料の表面だけを白くさせること)をすることで、軽減されます。

少し手間をかけることで、苦手食材が食べられることに喜んだり、
それが克服のきっかけとなれば、給食を作る側として、こんなうれしいことはないですよね。

参考 : 本当に子どもは魚を好まないのか (水産庁 平成20年度)

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